VAIO pro (13インチ) 2014年春モデルが手元に届き、2週間ほど使ってみました。簡単にレビューを書きます。（sony最後のVAIOかな…）
基本的なスペックは、sonyのサイトを見てもらうとして、ここでは、約2週間ほど使った感想を書いていきたいと思います。
（sonyのサイト：http://www.sony.jp/vaio/products/VP21/）
[軽さ]
まず、なんといっても軽い！Core i7が載ってて、なんでこんなにも軽いのか…。iPad 第4世代よりも軽く感じます。親指と 人差し指だけで持てます（少し力がいりますが）。
ACアダプターも小型で、手のひらサイズですので、重さ大きさ的に、持ち歩いても苦になりません。
ここ最近のノートPCの軽量化には驚きます。lavieしかり、kiraしかり
[薄さ]
とにかく薄い
こんな感じ。1cmくらいでしょうか。
この薄さあっての軽さなのですが、薄いために、華奢な感じを受けます。例えば、端末を押すと、極端に言うと、へこむ or しなる？ような感じがします。
あと、端末が薄いために、LANとか外部出力の口がありません。またUSBも2つまでしかさせないというのはネックかもしれません。
[デザイン]
色が統一されていて格好いいです。
キーボードも、暗いところではバックライトがつき、格好いいです。
CPUを冷やすファンに空気を送る通気口は、ディスプレイとキーボード側との接続部分にあり、PCの背面にはありません。そのため、PCの背面がすっきりしています。
表面に張られているシールが、Intelのだけってところも良い点です。
問題点があるとすれば、はやり、壊れやすそうな印象を受けるところです。例えば、ディスプレイとキーボードとの接続部分。
ディスプレイの下の部分が、端末全体を支えている状況なのです。このディスプレイ下の出っ張った部分に、何かを引っかけそうで怖いです。
[汚れやすさ]
Macのようなアルミ素材ではないので、全体的に汚れやすいです。特に、タッチパッド隣の手を置く部分は、とても指紋がつきやすいです。気になる人はいると思います。
ただ、キーボード部分は、別の素材（？）でできており、全く指紋がつきません。ざらざらした素材です。
[使い心地]
これが一番重要かもしれません。
ハードウェアの観点では、すばらしいです。個人的にキーボードのキーピッチなどは適切で、またキーボード入力中に手がタッチパッドに触れてしまうといったことは起こっていません。
ただし、ソフトウェア的な使いやすさでは、デフォルト設定だと少し難ありです。ちゃんとカスタマイズしないと、使いづらいでしょう。
一番気にくわなかったのは、タッチパネルの感度です。デフォルトでは、感度が非常に悪く、タッチパッドに軽くポンッと触れてクリックしようとしても、かなりの高確率で反応してくれません。
一応、カスタマイズの方法があり、『マウスのプロパティ』->『デバイス設定』->『設定』から、ポインティングの感度を高めましょう。これでだいぶ使いやすくなります。
また、マウスの移動も少し直感とは違う感じがします。しかもこれはどうカスタマイズすてもシックリせず、正直、外付けでマウスを持ち運びたくなります。タッチパットが少しザラザラしてるのも、うまくマウスを動かせられない原因にもなっています。
あと、小さい端末なので仕方ないのですが、少し重い処理をさせると、ファンの音がうるさいです。officeとかで文書の処理をするくらいなら、全く音はしませんが、ウイルスチェックとか動かすと、途端に激しい音がします。
[バッテリーの持ち]
もう、何も文句なしです。wifiつなぎっぱなしで、ずっと作業をし続けていたとしても、5, 6時間は持ちます。特に作業をしていなければ+1, 2時間くらい持つと思います。あまりにバッテリーが持つので、普段自分はACアダプターを持ち歩いていません。外出先で、5, 6時間も作業をぶっ通しで行う機会はないので。
ちなみに、バッテリーの持ちとは直接関係がないのですが、ACアダプターには、USBの口がついていて、別の端末を充電することができます。これは非常に便利です。出先などで重宝します。
こんなところでしょうか。なんと言っても、この軽さとバッテリー寿命は正義です。いまいちだったところは、タッチパッドの感度です。でも、デザイン、使い心地、値段などを加味して総合的に考えたら、明らかに優秀な端末だと思います。2週間ほど使いましたが、これを選んで良かったと思っています。
自分は、軽さを重視して、タッチディスプレイなしを選択しましたが、タッチパッドがいまいちなので、170gほど重くなりますが、タッチディスプレイありを選択すべきだったかなと、思っています。
コメント
コメントを投稿